白髪を抑えるための食べ物ってありますか?

2018.4.16

髪のお悩みで多いのが「白髪」です。
自然現象とはいえ、若くして白髪が生えてきてしまう人もおり、悩まれている方も多いでしょう。

白髪のメカニズムは実は全容は解明されていませんが、遺伝に加え、血流不足や栄養不足によるものが白髪になる原因とされています。

白髪を抑えるため、或いは白髪を改善するために重要なのは食生活を見直すことと、生活習慣を改善することです。

今日は、白髪について、白髪と食べ物の関係の話や、白髪と生活習慣の関係の話をしていきましょう。

食生活の改善ね!

白髪になるのはなぜ?

白髪になるメカニズムは、実は今のところ全容は解明されていません。
髪の毛は毛穴の奥で生まれますが、その時は色素を持たず生まれ、栄養分とともに色素が供給されて黒い髪に育つとされています。

白髪になるのは、この「色素が供給される」過程で何かしらのトラブが起き、色素が供給されなくなることが原因です.

白髪になる原因は、遺伝とされていますが、その他にも生活習慣の乱れ、ストレス、水分不足、栄養不足、血行不良、喫煙、頭皮への外的なダメージ、妊娠出産などともされています。

特に、血液に乗って栄養分は髪の毛を製造する毛球という部分に運ばれ、毛球は豊富な血液に乗ってやってきた栄養分を材料にして髪を作り育てます。
なんらかの理由で送り込まれるはずの栄養分や色素が充分でない場合、髪は黒く育てず、白髪となってしまうのです。

黒く艶やかな髪を育てるためには、髪が育つための豊富な栄養分・栄養分を運ぶ豊富な血流、が重要ということです。

若白髪になる原因や改善方法についてはこちら(「若白髪になる原因は何ですか?」のURL)も併せてお読みください。

黒髪より金髪よ!

白髪は食べ物に影響されますか?

偏った食事を摂っていると、白髪になりやすいと言われています。特に若白髪で悩まされている女性の話を聞くと、実は食事制限を行うような過度なダイエットをしていた…ということもあります。

食べ物(食生活)は白髪のみならず育毛に影響を与えるものです。

インスタントなどの加工食品ばかり摂っていたり、食事を極端に控えるようなダイエットをしていたりすると、身体は栄養不良を起こします。身体にそもそも栄養がないのに、髪の毛に栄養がいくわけがありません。

白髪が生えると頭皮がむず痒くなる、とおっしゃる方がいらっしゃいますが、これは頭皮が弱っているSOSのサインであることも考えられます。

頭皮がむず痒く感じる原因は頭皮の血行不良が大きな要因です。

むず痒く感じると必ず白髪が生えてくるというわけではありませんが、血行不良によって毛穴付近もこわばった状態になると、髪が生えてくる時にむず痒く感じるようです。

白髪になると髪はうねりやすくなりますから、毛穴から髪が出る際にその歪みがムズムズに繋がるのです。

髪の毛にとって、バランスの良い食事から得た栄養分というのは髪を生成するための重要な材料です。

良質なタンパク質(大豆製品がおすすめです)を摂ることに加えて、ビタミンやミネラル摂取を意識した食事をすることで、白髪を防ぎ、白髪が生えてしまっても再び色素を供給するための栄養分となっていってくれるでしょう。

良質なたんぱく質は大豆から!

白髪に効く栄養素は?

白髪に効く栄養素は、バランスのとれた食事に加え、ビタミンやミネラルです。

たとえば「銅」は、不足するとメラニンの生成を阻害してしまいます。メラニンとは髪が黒くなるための色素ですから、白髪になりやすくなります。
銅を含む食品は、穀物類や芋、豆類です。

また、「ヨウ素」は代謝を促進して髪ツヤをよくしてくれる甲状腺ホルモンの合成を手伝います。ヨウ素を多く含む食品は、海草、オクラ、山芋、納豆などです。

他にも、マグネシウムや亜鉛、ケイ素といったミネラルを含む食品は白髪を防いだり色素の供給を手伝ってくれたりするだけでなく、髪を丈夫に育てたり抜け毛を減らしたりする効果があります。
かといって、これらの食品ばかり摂取するのも、 偏った食生活になってしまいますから、バランスの良い食事の上にこれらのビタミンやミネラルを摂取するようにしましょう。
です。

これは、赤・白・黄・緑・黒の5色を目安にメニューを揃えるとだいたい栄養バランスのとれた食事になるという考え方です。

健康的な食事の指標となる5色は「陰陽五行」を基礎とする東洋の伝統的な世界観にもつながる、世界を生成し循環する色でもあります。この5色を目安にメニューを揃えると、自然と野菜や海藻類、穀類が増えて、低カロリー低コレステロールなヘルシーメニューとなるのです。

沢山の色できれいね!

カラーリングチェックは以下を参考にしてください。
・赤…肉や魚、卵、トマトや人参などの赤い野菜
・白…ご飯や麺類やパンなどの炭水化物、牛乳、豆腐や豆乳など
・黄…納豆や油揚げや味噌汁などの大豆食品、柑橘系果物など
・緑…ほうれん草やブロッコリーやキャベツやもやしなどの緑黄色野菜
・黒…わかめやひじきなどの海藻類、キノコ類、黒ごま、プルーンなど

1日3回、普通の食事をしていれば充分に摂れる大豆食品などの良質な植物性たんぱく質も、白髪防止ひいては美髪のために必要な栄養素です。

大豆食品などの植物性たんぱく質は、肉類などの動物性たんぱく質よりも体内への吸収効率が高く、悪玉コレステロールにもなりにくいので髪だけでなく体にも良いですから意識的に摂取するようにしたいですね。

さらに、たんぱく質やエネルギーの吸収を助けるためにも摂りたい栄養素は「ビタミンB群」です。
特にサバやイワシの「青魚」は脂質の代謝をよくするビタミンB6を多く含むことで有名です。中性脂肪や悪玉コレステロールを下げる働きをする栄養素も豊富に含まれているので、ぜひ摂取を心がけてください。

ビタミンB群を多く含む食材には、他に、穀物の胚芽、豚肉、レバー、豆類、卵、乳製品、葉菜類、カツオやマグロなどの魚類があげられます。

たんぱく質やビタミンB群と併せて摂りたいのがミネラルです。
髪にいいもの・白髪予防のもの、と聞くとみなさん「ワカメがいいと聞く!」「ヒジキがいいと聞く!」とおっしゃいます。

確かに海藻類に含まれるミネラルは艶やかで美しい髪を作り上げやるためには欠かせないものです。
しかし、ミネラルを含むのはなにも海藻類だけではありません。

卵や牛乳、豚のレバーには亜鉛が含まれていますし、ブロッコリーやアボカドやナッツ類にはマグネシウムが含まれています。

先ほどもご紹介した「銅」は穀物類や芋、豆類に含まれていますが、「銅」は不足すると白髪の原因になりますから、これを見ても海藻類だけが白髪予防や美髪作りに一役買うわけではないことがわかります。

かといって、こればかりを食べるのではなく、5色のカラーリングチェックを意識しながらさまざまな食材を適量、バランスよく摂取することが、なによりも髪によい食事となるのです。

高熱処理を施したインスタント食品などの加工食品の中には、せっかくのミネラルやビタミンが損なわれたものも少なくないようです。加工食品を摂りすぎるのもまた、偏食に繋がりますから白髪が生まれたり増えたりと髪に影響が出兼ねません。

とはいえ、加工食品をまったく摂らないのも無理があると思いますから、サプリメントを摂るなどするのもまた、方法です。

野菜ばかり難しいよね!

生活習慣は影響されますか?

白髪になる原因には血行不良も含まれますが、血行不良は生活習慣によって引き起こされることが多くあります。

たとえば、喫煙や運動不足、ストレスの多い生活をしていることや睡眠不足、これらは一見すると血流とは関わりがないように思いますが、血行不良の原因となります。

頭皮の血行不良は、指先で行う頭皮マッサージやスカルプブラシを使ったマッサージなどでよくしていくことはできますが、全身の血流を良くし、さらに頭皮マッサージを行えば頭皮の血流はとてもよくなり、白髪にも効果があるでしょう。

ですから、全身の血流がよくなるような生活習慣を送ることは、頭皮にとっても髪にとっても重要なことなのです。

特に、まゆ毛やまつ毛の白髪は警告のサイン。もちろん、加齢によるまゆ毛やまつ毛の白髪はあり得ますが、突然増え始めた場合や、若いのにまゆ毛やまつ毛に白髪が出てきた方は血行改善やビタミン・ミネラルの摂取を意識したほうが良いでしょう。

まゆ毛やまつ毛は髪の毛よりも生えてから抜けるまでのサイクルが短いため、髪の毛よりも早くストレスの影響を現してしまうのです。長時間のパソコン作業など、まぶた周辺の血行を悪化させて、まつ毛にダメージを与えることも知られていますが、まつ毛がダメージを受けるような生活習慣を送っているということはいずれ、髪の毛もダメージを受けてしまいます。

長時間のパソコン作業などで顔周りの筋肉が強張っているということは、血行が悪い証拠でもあり、=頭皮も筋肉が繋がっているので、毛髪に対しても同じような影響は少なからずあるでしょう。

充分な栄養補給や適度な休息を心がけましょう。

白髪は髪の悩みの筆頭で、多くの人が悩んでいますが、ある程度の年齢に達すれば誰でも多かれ少なかれ白髪が出てくるものです。加齢による白髪は避けられないこともありますから、ヘアカラーやウイッグなどを上手に使いオシャレを楽しむ感覚で臨めるのが心の健康を保つ秘訣でしょう。

年には勝てないわ!

まとめ

自然現象でありながら髪の悩みの筆頭である「白髪」。

白髪の原因は加齢や遺伝もありますが、ストレスや生活習慣の乱れ、食生活の偏りによる血流不足と栄養不足も充分考えられます。

食事ではバランスのとれた1日3食を心がけましょう。その時に5色のカラーリングチェックをすると、ヘルシーメニューになり、身体にもよい栄養素を取り入れることができます。

良質なたんぱく質に加えて意識して摂取したいのはミネラルです。海藻類をはじめとし、さまざまな食材にミネラルは含まれています。適量をバランスよく摂取するようにしましょう。

また、生活習慣の改善も白髪予防には大切なことです。

休息を取り入れたり適度な運動を行ったりストレス発散を上手に行い、生活習慣を見直すことで血行を改善して、白髪予防に努めましょう。