髪の毛のパサパサを改善する方法

2018.4.19

髪の毛がパサパサする、髪の毛の乾燥が気になる、髪の毛から水分が失われている気がする…そのような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

髪の毛がパサパサしてしまう原因は髪の水分不足です。それではなぜ、髪が水分を不足させてしまうのでしょう。その原因はキューティクルの損傷と、生活習慣の乱れによるものです。
本日は髪の毛がパサパサしてしまうその原因と改善方法について、お話いたします。

キューティクルは大切よ

なぜ、髪の毛がパサパサになるの?

髪の毛はなぜ、パサパサになってしまうことがあるのでしょうか。

肌は水分が不足して潤いをなくすと、ガサガサしてしまいます。髪も同じことで、原因は「水分不足」です。

それでは、なぜ髪が水分不足になってしまうのでしょうか。髪がパサパサしているからといって、喉が乾くなどの人体的な影響は感じないように思いますよね。

髪の水分が不足する原因は、主にキューティクルが損傷し、髪内部の水分が外に流れ出し、シャンプーやトリートメント、ミストやオイルなどにより水分を得ても、それが維持できないことにあります。

キューティクルとはそもそもなんでしょうか。
髪の構造についてご説明します。

1本の髪には、人体でいうところの骨があります。この、髪の芯をメデュラ(毛髄質)といいます。メデュラを覆うように、コルテックス(毛皮質)が存在します。コルテックスは人体で言うところの筋肉や内臓の部分。髪の質量の85~90%という大半を占めます。そしてその外側に、0.0005ミリの硬くて透明なたんぱく質(ケラチン)組織のキューティクル(毛小皮)がウロコのように重なって、内部の組織を保護しています。

キューティクルはいわば、人体でいう皮膚。そしてバリアです。

このキューティクルが傷ついてはがれると、繊維状の組織を糊のようなたんぱく質でつないだコルテックスが露出してしまい、外側からの刺激に侵されやすくなるのです。

キューティクルはウロコのように重なっているので、濡れたり熱を帯びたりすると開きます。いわば、開閉式なのです。
濡れた状態を放置することは、キューティクルが弱点をさらしている状態で放置すること。また、濡れている髪に対して、ガシガシと髪と髪をこすり合わせるように洗ったり、拭いたりすると、摩擦でキューティクルは損傷してしまいます。

たとえば、シャンプーの洗浄力が強い場合や、間違ったブローやブラッシングをしても、やはりキューティクルは傷みます。
他に、紫外線やパーマ・カラーリングの薬剤でもキューティクルは傷みやすくなります。

このようなことを理由に、キューティクルが損傷してしまうと、バリアの機能がはたせなくなるわけですから、コルテックスが外からの刺激を受けたり水分が流れ出たりしてしまい、髪はパサパサとしてしまうのです。

また、髪そのものに栄養や水分が行き渡っていない場合も、髪は丈夫に育つための材料を失い、パサパサとしてしまいます。

髪に必要な水は口からも摂らなければいけません。
健康な髪は12~14%程度の水分を含んでいると言われています。ところが、最近では6~8%程度の人が少なくないようです。
かつては艶やかな黒髪の人を「烏の濡れ羽色」と形容したものですが、現代社会の日本女性の髪は以前の潤いを失いがちです。

髪に水分を届けるためにも、体の内側からのアプローチは必ず必要です。髪が潤いを失い、パサパサとしているということは、体の他の部分も確実に水分不足に陥っています。髪がパサつきという形で警告シグナルを出してくれているのです。

また、生活習慣の乱れによる栄養不足、血流不足も髪が丈夫に育つための材料の供給を阻害します。
体の水分不足と同じように、栄養不足や血流不足もまた、何かしらの形で体に影響を出している可能性があります。

疲れが取れない、肩こりがひどい、など体に不調を感じる時、髪もまたパサつきという形になって不調を訴えていませんか?
いま一度、水分補給と生活習慣を見直してみましょう。髪のパサつく原因がそこにあるかもしれません。

水分補給は忘れずに!

パサパサになって困ることは?

キューティクルが傷みやすい、或いは傷んでいるのを放置するとどんどん髪の中にあるたんぱく質や水分が外に逃げ出します。

キューティクルは人体で言うところの皮膚でありバリアの機能を担っているもの。
キューティクルはウロコのようになっているが、さまざまな刺激でウロコの1枚1枚がはがれやすくなったりするのです。

キューティクルが破壊したり剥がれたり開いたままになったりすると髪はパサパサとしてまとまりにくくなりますが、これを放置するとバリアを失った状態になるわけですから、髪の毛の大半を占める人体でいう筋肉や肉の部分が外に流れ出していきます。

コルテックスが流れて髪の毛の中身がスカスカになると密度を失った髪はチリチリと縮むようになってしまいます。
さらに破損が進んだ状態になると切れ毛や枝毛といった毛髪トラブルに発展してしまうのです。

また、生活習慣の乱れにより栄養や血流が不足している場合は、髪そのものだけでなく、髪をつくる生産工場である毛球にまで悪影響を及ぼしてしまいます。
そうすると、パサパサとした髪になるだけでなく、脱毛や薄毛といったトラブルに発展することもあります。

髪の水分を維持するためには「ケラチン」というたんぱく質を補う必要があります。ケラチンがきちんと髪の中にあるかどうかで、しっかりと髪の内側に水分を蓄えておけるかが決まると言っても過言ではありません。

しかし、このケラチンはキューティクルがはがれると流出してしまいます。ケラチンの元になる大きな要素の一つとして亜鉛は毛髪生成に重要
とされています。正しい食事に亜鉛をプラスした食事を摂ったり、サプリメントで補ったりすることも方法です。

収拾がつかないわ!

ヘアオイルは効果がありますか?

パサパサとしてしまった髪には、アウトバスの使用に、ヘアオイルを使用するのが効果的。

オイルを使うとベタつくんじゃないか? と思われる方もいるかもしれませんが、正しく使えば髪からうるおいが逃げていかないように、いわばフタをすることができます。コーティングして髪を守る働きだけでなく、毛先の流れを整えてくれたり髪にツヤを与えたりしてくれますから、うまく使ってパサパサの髪を改善しましょう。

上手く使うポイントは、髪の水分補給をしっかりしてから、オイルを使用すること、水と油のバランスは髪にとって重要です。

ヘアオイルは植物油を使用したものがおすすめです。

椿油やホホバオイルなど、ドラッグストアで購入できるものも多くあります。
適量を毛先につけるようにして馴染ませるとベタつかず、髪の毛にうまく行き渡ってくれるでしょう。
今は、アウトバスで使用すると並行して、インバス時に使用するトリートメントの選択も重要ですね。

エス・ハート・エス社の「ダメージリペアトリートメント」は、髪の水分補給を考えた処方に加え、厳選された13種類のオイルが配合されており、傷んだ髪の修復に適しています。

13種類のオイルはいずれも植物性。その中でもダメージを修復し、パサパサした髪に潤いを与える、マカデミアンナッツ、メドウフォーム、ヘーゼルナッツ、シアオイル、アボガド、アルガンオイル、ホホバ種子、ブドウ種子、アーモンド、ローズヒップ、米胚芽、月見草、ツバキのオイルを配合しています。

ヘアオイルで髪しっとり艶やか!

ブラッシングは効果的ですか?

間違ったブラッシングをすると、髪同士がの摩擦したり、ブラシの摩擦やそれにより起きた静電気で髪が傷むことがあります。しかし、正しいブラッシングを行うことで、髪のパサパサを抑えることができます。

ブラッシングはなにもヘアスタイルを整えたり髪をまとめたりするためだけにあるわけではありません。洗髪前に行うことで汚れを浮かしたり、寿命を迎えて自然と抜けそうな髪をあらかじめ取り除いたりすることができます。

また、頭皮を刺激することで血行を促進する効果もありますし、皮脂の分泌を促進することで髪に適度な油分を行き渡らせることもできます。
正しいブラッシングを習慣化させることは、ツヤやかな髪を育てるための方法でもあるのです。

正しいブラッシングを行うためには下のようなポイントをおさえてブラッシングするとよいでしょう。

・まず、毛先からをゆっくり丁寧にとかし、髪のもつれをとります。
一気にブラシを通そうとしないようにしましょう。
・生え際2~3センチ手前からブラッシングを開始し、頭皮にブラシをきちんと当てましょう。

ブラッシングには必ずブラッシング専用のブラシを使いましょう。ブラシにはさまざまな用途のものがありますからこちら(「「ヘアブラシのおすすめはどんなのがありますか?」のURL)を併せてお読みください。

ブラシは毛先の柔らかいものがおすすめです。また、先の尖っていないものがよいでしょう。
エス・ハート・エス社の「スタイルアップブラシ」は、ボリュームアップとスタイリングに加えてツヤ出しの機能も備えたスタイリングブラシの決定版です。
100%天然豚毛を使用しており、使うたびに髪がツヤやかになるでしょう。

ブラッシングは習慣にしなくちゃ!

ツヤを取り戻すことはできますか?

低刺激のアミノ酸シャンプーを使う、髪を濡れたままにせず手早くきちんとドライヤーで乾燥させる、パーマやカラーリングを見直し紫外線から髪を守る、ヘアオイルを使用する、これらの「外から」のヘアケアにより、髪のパサつきは抑えることができ、ツヤを取り戻すことはできるでしょう。

しかし「内から」のケアをしなければ、そもそもの水分を維持できなくなります。
内からのケアとは、生活習慣の見直しです。

現代社会を生きる日本女性の髪は以前に比べて潤いを失うばかり、と前述しましたが、体の内側から水分を補給するためにも、水を1日2リットル経口補給したいものです。髪も体の一部と考え、食事とともに必ず口からも「体が必要とする水分」を摂取しましょう。

体から水気が減り、血液がドロドロとすると、人体は循環機能が損なわれていきます。スムーズに流れなくなった血液は、栄養や酸素、水分を細胞へ送り込む役目がはたせなくなり、髪の健康は更に損なわれるでしょう。

漢方の世界には「気・血・水」という概念が存在しますが、水分を失った体というのはこの「気・血・水」のバランスが損なわれた状態です。バランスが乱れ、悪循環に陥ると、体に必要なものを送り届けるのと同時に、不要なものや体の中に入ってしまった有害なものを体外に排出するデトックス作用が働かなくなるのです。

体質が変わった、体のだるさが取れない、肩こりがひどい、太りやすくなった、など不調が出ているときは水分補給の不全を疑いましょう。

まとめ

髪が乾燥してパサパサとする、髪に水分が充分でない気がする、そんな髪の毛のパサつきの原因は、キューティクルが損傷していることが原因であることが多いようです。

また、体内の水分が不足し、髪に充分な水分が行き渡っていないことや、栄養や血流が不足していることもまた、髪の毛がパサパサする原因でした。

ヘアオイルをうまく使ってキューティクルのダメージを補修したり、正しいブラッシングを行ったりすることで血行不良を改善するとともに、髪にツヤを出すようにしましょう。