髪を洗う時はどんなブラシがいいのでしょうか?
2018.6.26
髪を洗う時にブラシを使われている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
近年、髪を洗う時のためのブラシとして「シャンプーブラシ」が市販でも簡単に手に入るようになりました。
しかし、シャンプーブラシの使い方を間違えて頭皮を傷つけてしまう方もいるようです。
頭皮に優しいブラシとはどんなものがあるのでしょうか?
髪の毛の長さによって使うブラシは変えた方がいいのでしょうか。
本日は髪を洗う時のブラシについてお話しいたします。
シャンプーする時にはブラシを使ってね!
頭皮に優しいブラシは?
髪を洗う時にブラシを使うメリットは、指では行き届かない毛穴の汚れまで落とせる、というところにあります。
指だと汚れを髪の上から押さえつけて擦れる感じになってしまいますが、ブラシを使うと頭皮にぴたりと密着するため、髪への摩擦も軽減され、頭皮をダイレクトに洗えるのです。また、頭皮をマッサージする効果もうまれます。
他にも、泡がクリーミーになる、力を入れなくても毛穴の汚れを綺麗に落とせる、キューティクルを傷つけにくいというメリットがあります。
また、ネイルやつけ爪(スカルプネイル)をされている方は、指で頭皮をマッサージするように洗うのも難しいでしょう。そういう方にも、シャンプー時のブラシは向いています。
頭皮に優しいブラシは、当然ながらシャンプー用に作られた専用のブラシであるということが大前提です。
全てのブラシが髪を洗う時のために作られているわけではありません。水に弱いブラシも多いですし、何より濡れた髪は傷みやすいので専用のブラシを使わなければ切れ毛や抜け毛が増えてしまうだけです。
まず、ブラシのピン先(先端)がとがりすぎていないものを選びましょう。お店で購入する際に、頭皮に当ててみてそれほどピン先がとがっている感覚がなくても、濡れた髪と頭皮に使った時は痛く感じて頭皮を傷つけてしまっていた、ということもあるようです。
とはいえ、こればかりは髪質で合う合わないがありますので、自分に合ったものを探すのがよいでしょう。
また、持ち手に自分の手がフィットし、操作性や高いものを選びましょう。濡れた手ですと滑ってしまうこともあり、頭皮の隅々まで洗えなければ意味がありません。
エス・ハート・エス社のスカルプブラシは濡れた髪にも乾いた髪にも使えるブラシですが、こちらは頭皮を傷つけないように限りなく真球に近いピンを使っています。
また、約4万個あるとされている頭皮の毛穴に届くよう、376個以上の先玉ピンが取り付けられています。そのため、頭皮の隅々まで行き届くのは当然のことながら、マッサージ効果も抜群です。
どんなシャンプーブラシを使っても、指で洗う時と同じく力任せにゴシゴシ洗うことは頭皮が傷ついてしまいかねません。シャンプーブラシの利点は少ない力できちんと頭皮を洗えることですから、無駄な力は入れすぎないようにしましょう。
また、ブラシを髪の上に当てたまま円を描くようにくるくると動かしてしまうと、抜け毛が増えたり髪が切れたりしてしまいますから注意が必要です。
もつれないようにするためにも、ゴシゴシとこするようにするのでなく、一定の方向へブラシを動かすようにしましょう。
濡れた髪は乾いた髪よりダメージを受けやすくなっていますので気をつけましょう。
こすっちゃダメなのね。
髪の毛の長さによって使うブラシは違うの?
髪の毛が長いとシャンプー時にブラシを使うと絡まってしまいそう…。髪の毛の長さによって使うブラシは違う方がいいの?
そう思われる方もいるでしょう。
にフィットするタイプのものが多いですが、自分の手にとってみて、操作がしやすいものが一番良いでしょう。
エス・ハート・エス社のスカルプブラシならば、頭のどこからとかしても、頭皮にぴったりとフィットする設計になっています。
特許も取得している頭皮密着設計なので、髪の長さや量にこだわらず、どんな方でもご利用いただけます。
ブラシでシャンプーすれば綺麗になるわよ!
シャンプーブラシを使った方がいい人とそうでない人がいるの?
シャンプーブラシを使った方がいい人と、そうでない人はいるのでしょうか。
基本的には頭皮トラブルが無い人全てにシャンプーブラシは推薦できます。
髪の短い人でも、頭皮汚れや、血流の滞りはありますからブラシはどんな髪形の方にもお勧めです。
特に髪の量が多かったり太い髪質だったりする方は、シャンプーブラシは合うとされています。
なぜなら、髪の量が多かったり太かったりすると、指が頭皮にきちんと届いていない可能性があるからです。頭皮をきちんと洗ってマッサージし、汚れをかき出すという意味では髪の量が多くて髪が太い方にシャンプーブラシは合ってるでしょう。髪の硬い方にもおすすめです。
また、先ほども説明したようにネイルなどをしている方にも合っています。ネイルが気になって、頭皮を洗えてない方も多いからです。
血行不良が気になる、より気持ちよくスッキリしたい方にもシャンプーブラシはよいでしょう。
反対に、薬剤によるかぶれや湿疹など頭皮トラブルがある場合にはシャンプーブラシは使わないようにしてください。
また、雑にゴシゴシとしてしまうような人や、衛生面に意識が低くて使ったシャンプーブラシの手入れができない方は残念ながらシャンプーブラシは向いていません。
とはいえ、正しいシャンプーブラシの使い方を意識すれば、問題はありませんし、シャンプーブラシのお手入れも慣れてしまえばそれほど面倒な作業でもありません。
シャンプーブラシの正しい使い方は?
シャンプーブラシは頭皮の隅々まで、指の届かないようなところまで洗えるので便利ですが、使い方を誤ると頭皮を傷つけてしまったり炎症を起こしてしまったりする
ので、注意が必要です。
シャンプーブラシは頭皮に少し当てる、くらいの力加減で使いましょう。力加減は「入れすぎない」ことですが、ブラシのピンは頭皮にしっかりと当たっていることを確認しましょう。
頭皮にはたくさんの毛細血管がありますから、毛穴周りの毛細血管を刺激することを意識しましょう。
ブラシはゴシゴシとこするように動かさず、一定の方向で動かすようにしましょう。小刻みに動かしながらブラッシングすると効果も出やすく、爽快さも出ます。
円形にぐるぐると回してマッサージすると、髪の毛が抜けたりもつれたりきれたりするので、必ず一定方向に動かすようにしてください。
顔まわりは頭頂部に向けて前から後ろにブラッシング、襟足は下から上にブラッシングするとよいでしょう。
エス・ハート・エス社のスカルプブラシのサイトでは、スカルプブラシを使用したシャンプー時のブラッシング方法も図で説明しています。
まとめ
指先だけではなかなか届かない頭皮。
そんな頭皮に行き届き、シャンプー時に汚れを綺麗に取り除いてくれるのがシャンプーブラシです。
髪の毛を洗う時に使うことで、洗い上がりに爽快感が出ます。ネイルをしていてついつい爪を気遣うあまりシャンプーがきちんとできていない気がする方にもおすすめです。
シャンプーブラシは使い方を誤ると頭皮を傷つけかねません。
ご自身の髪質に合ったもの選び、正しい使い方で使用しましょう。
シャンプーブラシをきちんと使えると、毛穴が綺麗になって爽快感を得られるとともに、頭皮の血行も改善されて育毛や発毛も期待できるでしょう。