増毛するための方法はどんなのがありますか?

2018.6.27

増毛、という言葉を聞かれたことはあるかと思います。薄毛にお悩みの方が、文字通り「毛を増やすため」の施術です。

育毛や発毛とは異なり、元々ある髪の毛に人工毛を結びつけたり人工毛を生やしているシートを頭皮に貼り付けたりして髪にボリュームを生み出させる方法です。

しかし、増毛にもメリットがあればデメリットもあり、お手入れも必要になってきます。
今回は増毛について、方法やメンテナンス、種類も含めてお話しいたします。

髪は命よ!

増毛のメリット・ディメリットは?

増毛は文字通り「髪を増やす」方法です。

よく、育毛(発毛)・増毛・植毛と大きく3つに分けるとすれば、育毛や発毛は元ある髪の毛を太く強く育てたり休眠した毛球を活性させたりして、再び髪が生えてくるようにする方法です。

植毛は頭皮に髪を植え込む施術方法で、外科的な医療行為となります。
対して増毛は、人工的に髪を増やす方法を指します。

今ある髪に人工毛や自分自身の髪を結びつけてボリュームをだしたり、特殊なシートを頭皮に貼り付けて髪にボリュームを出したり、細やかな粒子や繊維を振りかけて今ある髪の毛に絡みつかせコーティングし、見た目のボリュームアップをはかったりなど、方法は様々です。

「今ある髪に何かしらを施して髪のボリュームを出す」のが増毛であると考えていただいて結構です。

それでは、増毛にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

まず、増毛のメリットは以下のとおりです。
・カツラやウイッグより自然である
・植毛に比べて簡単
・植毛に比べてコストも抑えられる
・日常生活を変えずに済む
・毛量の調整が可能
・効果がその日に出る

外見では増毛していることがわからないほどに、増毛の技術は発展しています。そのため、カツラやウィッグに比べると自然な仕上がりとなるでしょう。

植毛は外科的な医療行為ですから、コストも高く、数十万〜数百万はすると言われていますが、増毛だと人工毛の本数などによりますが数万円〜スタートできるものもあります。(場所や面積・量で値段は異なってきます)。

また、スポーツをすることもできますし、施術方法によってはシャンプーもできます。カツラやウイッグに比べて、外れたり

位置が変わったりすることがありません。汗をかくような作業も気兼ねなくできますし、日常生活に支障をきたすことなく、ストレスも少なくて済むでしょう。

当然ながら、処置を行ったその日に毛量がアップしますし、結びつけるタイプの施術の場合は結ぶ本数を変えれば密度の調整が簡単にできます。密度の調整ができるということは、生え際をより自然に見せることができる、というメリットもあります。

それでは反対に、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
・手入れに手間がかかる
・メンテナンスの費用がかかる
・頭皮や現存する髪へのダメージ
・ある程度の自毛(地毛)がないと増毛できない

増毛自体は植毛に比べると高額ではありませんが、自然なスタイルをキープしようとするとどうしても定期的にメンテナンスをする必要があります。

自毛が伸びると土台が持ち上がる形になりますから、髪型が不自然になったり櫛が通りにくくなったりします。メンテナンスは月1程度とされていますので、メンテナンスの費用と手間がかかります。

また、増毛の付け替えをしなければならないというデメリットもあります。そのペースが早ければ、それだけまた費用がかさみます。
増毛は元ある髪に髪を結びつける方法を行った場合、自毛と頭皮に負担がかかります。そのため、現存する髪や頭皮にダメージがあるともされています。

ある程度の自毛がないとできないことが多く、既に男性型脱毛症(AGA)などの進行が進みすぎている場合は残念なことに増毛ができないことがあります。

髪、増えたわ!

自然に増やす方法はありますか?

自然に増やす増毛、というのはありません。
強いて言えば、自然に増やす方法を「発毛」「育毛」と言うことがあるようです。クリニックや専門サロンで発毛や育毛を実感できるプログラムも組まれたりしています。

また、自然な仕上がりで増やすという意味で、少しずつ増毛をする方法があるようです。

増毛は処置したその日に髪のボリュームが増えるわけですが、そうすると当然ながら増毛したことが周囲に知られてしまいます。知られたくない、自然と髪が増えていったような仕上がりにしたい方は、段階を踏んで少しずつ増毛をしていく施術を行っている専門サロンもあるようです。

人工的な方法はどんなのがありますか?

人工的な増毛の方法は、具体的には5つほどあります。
結毛法、編み込み法、密着法、金具法、増毛スプレー(増毛パウダー)があげられます。

生え際や分け目が気になってきた方には、結毛法がおすすめです。自毛に人工毛を結びつける方法で髪の毛のボリュームを増やします。自毛が伸びると土台が浮き上がってしまうため、月1~2回のメンテナンスが必要になりますが、通気性も良くて普段通りの生活で増毛が可能です。

編み込み法は土台となる糸を頭髪全体に編み込み、人工毛を編み込む増毛法です。特に頭頂部が気になる方に良いとされています。自毛や頭皮へのダメージも少なく、水にも強いのでスポーツやシャワーなども気にすることなくできます。月1回程度のメンテナンスが必要とされています。

金具法はピンを自毛に取り付ける方法です。ピンが金具であることが多いので金具法と言いますが、要はカツラです。着脱が可能なので普段通りシャンプーすることができます。ただし、外れたりずれたりすることもあるでしょう。また、通気性があまり良くないのもデメリットです。一度買えばいいというものでもなく、メンテナンスが必要ですし、カツラの髪の毛が傷みすぎた場合は買い替えも必要となります。

接着法はシートを頭皮に貼り付ける方法です。このシートには人工毛が生えており、自毛がない部分へ増毛できます。シートを貼り付ける方法でありながら、水や汗にも強いため日常生活を普段通り送れます。頭皮を覆う形状をしているため、通気性がそれほどよくないとされていて、汚れや蒸れも起こり得ます。また、シートは剥がれやすくなってしまうため、月1回メンテナンスが必要です。

増毛スプレーや増毛パウダーは、細かい粒子や繊維を自毛に絡みつけてコーティングすることで、見た目のボリュームをアップさせる方法です。何より、ご自身でご自宅で簡単にできます。気になるところに振りかけるようにすればいいだけという手軽さもあります。
ただし、汗や水には他の増毛法に比べると弱いため、日常生活を送る上では気を遣わなければならない面も出てきます。また、シャンプーで落ちてしまうため、毎日施さなければなりません。

もし増毛を考えている場合は、まずは専門家に相談するとよいでしょう。

任せなさい!

増毛後のお手入れはどうするのがいいの?

増毛後のお手入れ・メンテナンスは大変と言われていますが、具体的にはどのような手入れをするのがいいのでしょうか。

実は増毛の結果はメンテナンスで決まると言われているくらいですから、増毛後はお手入れを丁寧にしたいところです。

メンテナンス自体は、増毛の施術方法にもよりますが月に1~2回必要になってきます。費用も、施術方法によりますが1万円前後と言われています。

ご自宅でのお手入れ方法を見ていきましょう。
まず、一番大事なのは洗髪方法です。当然ですが、特に結毛法で増毛している場合、ゴシゴシは気をつけましょう。洗い終わり後もタオルでゴシゴシするのはよくありません。乾かす時はタオルでトントンと押すようにして水分をタオルに吸い込ませるイメージで乾かすようにしてください。

また、シャンプー選びも重要です。ジャンプーは必ず、自分に合ったものを選びましょう。特に増毛後は今までの同じシャンプーだとトラブルが起こるという方もいるようです。頭皮への優しさを考えたシャンプー選びをおすすめします。

スプレー式の増毛であれば、アミノ酸系シャンプーはおすすめです。頭皮がダメージを受けやすいということは、髪も摩擦ダメージを受けやすいですからです。

しかし、それ以外の編み込み系増毛や添付式増毛の場合、素材や土台の材質によってダメージを与える成分もあります。
よって、シャンプーは技術をほどこしてもらった専門家と相談して選択すべきです。

ブラッシングは、基本的に専門家より進められた専用のブラシで行いましょう。

増毛は施術したら終わり、ではありません。個人差はありますが月に数回のメンテナンスをきちんと思うなうことで、増毛の寿命をなるべく延ばしましょう。

まとめ

育毛や発毛よりすぐに結果が出て、植毛よりコストも手間もかからないのが増毛です。

増毛は、今ある自毛に人工毛を結びつけて髪のボリュームを増やす結毛法を始めとして、5つほど方法があります。
いずれも定期的にメンテナンスをしなければ不自然となりますから、自宅でのメンテナンスにくわえ専門サロンでの定期的なメンテナンスが必須となります。

増毛にはメリットも多いですが、デメリットももちろんありますから、自分にどのような形のものが合うのか、専門家と密に相談を行って決めるといいでしょう。